feistyにdist-upgrade

edgyを使っててなぜかgnomeがおかしくなったからfeistyにdist-upgradeしてみた。
(これはきっとdbusのバグっぽい。今から考えればこれをダウングレードすれば良かった)

結論から言うとXがおかしくなってしまった。
環境はamd64ビデオカードGeForce FX 5200。
そしてマザーボードの型番はGA-K8NSC-939。
結局悪いのはマザーボードだったわけだけど、これに気づくのにかなり時間がかかった。


まず、BIOSの設定をしないといけません。
upgradeした後起動してもXが立ち上がらなくて、

cat /proc/driver/nvidia/agp/status
Status:          Disabled

となっている。あと

agpgart: Detected AGP bridge 0
agpgart: Aperture conflicts with PCI mapping.
agpgart: Aperture from AGP @ f0000000 size 4096 MB
agpgart: Aperture too small (0 MB)
agpgart: No usable aperture found.
agpgart: Consider rebooting with iommu=memaper=2 to get a good aperture.

みたいなメッセージがログイン画面に残っている場合はマザーボードの型番を確認してみて下さい。


GA-K8NSC-939ではBIOSAGP aperture sizeを64Mに変更してやります。
ちなみにBIOSの設定画面でCtrl+F1しないと"Advanced Chipset Features"の項目が出てきません。
(AGP aperture sizeはこの項目の中にあります)
あと、もしかしたらkernelにpci=routeirqをパラメータとして渡してやる必要があるかも。


ちなみに、ここで使用しているカーネルは2.6.20-13ですが、このカーネルの場合なぜか
linux-restricted-moduelsに含まれるnvidiaカーネルモジュールとnvidia-glxのバージョンが
異なるので、変わりにnvidia-glx-legacyをインストールして使います。


一応beryl単体では動くんだけど、beryl-managerがクラッシュするのはなぜだろう?